2022年3月と4月の投資振り返り

3月の成績振り返りの記事を書けていませんでしたので、この記事でまとめて書きます。


【2022年3月の成績】

年初来  -5.43%

前月比  +6.77%

○3月末のPF



【2022年4月の成績】

年初来  -8.39%

前月比  -2.96%

○4月末のPF



・売却分源泉徴収後・売買手数料差引後

・その他費用非計上。

・年初来成績は、かもめ氏の「株式投資運用記録表」の「修正ディーツ法運用利回り」による

・前月比成績は、前月の年初来との差で算出。

・その他、ideco等の投資信託、海外株も若干保有。PFには含まない。

・ショート銘柄については確定分のみ反映(現在銘柄なし)


【3~4月の振り返り】

○3月

3月は一つの陰の極が終わり、反転に転じたところで大きく買った結果、ある程度の反発を捉えることができました。ただし、リターンの大半は元々主力として保有していたアートスパークHDによるものでした。

○4月

4月はその3月の上昇から、再度下落をしたため、マイナスが膨らんでしまいました。グロース銘柄を中心に、主に損失が膨らんだ銘柄を売却したため、現金比率が上昇しました。


【売買・保有銘柄の特記事項】

○3月購入

2303 ドーン

3134 Hamee

3804 システムディ

3826 システムインテグレータ

3835 eBASE

7191 イントラスト

3月中旬の下落時や、反発後、ソフトウェア企業を中心に大きく買い込みました。

利益率が高く、成長ができて、利益額からしても高すぎない企業を選びましたが、後述するように、4月で複数の企業を売却しています。

○3月売却

なし

○その他、月内売買などの取引

なし


○4月購入

なし

○4月売却

2303 ドーン

3804 システムディ

3826 システムインテグレータ

3835 eBASE

7191 イントラスト

結局、3月に購入した銘柄の大半を売却しました。

理由としては、基本的には損切りラインでの損切りです。また、システムインテグレータやeBASEについては下方修正があり、短期的には成長が難しいこと、イントラストについては業績の達成や来期の成長に怪しさを感じたこと、ドーンやシステムディについては、これらの値動きが小型グロース株の連れ安を浴びる懸念があったことが理由です。

とはいえ、完全にダメと見切りを付けたわけではないため、再購入ができるよう、監視は引き続き続ける予定です。

○その他、月内売買などの取引

6226 守谷輸送機工業

新規IPOかつ手堅い業態で、興味深い企業だったため、少しだけ購入しましたが、買ったタイミングが直近の高値になってしまい、損切りラインに掛かったことから、しっかり調査してから買い直すことにして、いったん売却しました。


【その他】

投資に対する意欲がかなり下がっていました。その理由は、ゲームを遊んでいることや、年初来でマイナスのパフォーマンスになっていることもありますが、一番は、投資に一種の飽きが来ているせいなのです。

そして、飽きる理由は、どんなことでもそうですが、成長を感じられないからです。株式投資のスキルにおいて、成長とは高パフォーマンスを上げることではありません。ただし、株式投資のスキルがあれば、高パフォーマンスを挙げやすいことは間違いありません。

株式投資の成長とは、根拠を持った投資判断ができることや、その判断の質がどれだけ高いかということにあると考えています。私の投資は、今のところはまだ考え方も、銘柄も、誰かの受け売りから抜け出ていません。もちろん、優れた人の真似をすることは、投資において非常に有力な手段です。しかし、実は「自分で同じことができる人」にこそ有効なものになります。自分で色々な料理を作れる人が、他人のレシピを参考にして料理を作るようなものかもしれません。

投資において、基本的・原理的な考え方と、実際の銘柄選択や売買判断にはかなりの溝があります。前者が魚の釣り方で、後者が魚だとすれば、投資業界において、「魚の釣り方」にも「魚」にも情報があります。私が求めていて、投資においての実力を決める要素は、「魚の釣り方」と「魚」の中間の部分で(「今の漁場での魚の釣り方」とでも言えるでしょうか)それを私は埋める必要があります。

そのためには、地道なリサーチで質量転化をしたり、もっと経営や業界に関する知識を深めたりする必要があるなと感じています。そうしたところに楽しみを見つけられれば、また投資に対する意欲は高まっていくはずです。自分でも言うのもなんですが、知的好奇心は、普通の人に比べて高いと思っているからです。

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