【今月の成績】
年初来で+4.83%でした(税引前・売買手数料差し引き後・その他費用非計上)。
※かもめ氏の「株式投資運用記録表」の「修正ディーツ法運用利回り」による
※その他、ideco等の投資信託、海外株も若干保有(PFには含まない)
※ETFのショートについては確定分のみ反映(後述)
【市場全体の覚書】
今月の日経平均、TOPIXは上旬に過熱気味に上昇し、一時は年初来プラスを伺う勢いでしたが、11日から失速、15日には米株の急落に連れる形で急落するなどし、結局、TOPIXは微減(1,564→1,559)、日経平均は少し上昇(21,878→22,288)という形に終わりました。基本的には引き続き米株のGAFAMを筆頭にインターネット系のグロース株は年初来高値をいったんは更新する勢いで強く、QQQはコロナショック以前よりも高い価格になっています。日本株もマザーズ指数は年初来プラスで推移していますが、月末近くで下落しているような状況です。
市場は、前月や前々月に比べ、現時点では過熱感も恐怖感もない状態でいるように見えます。実はこの欄の文章も、前月や前々月に比べて、強い印象が薄く、肌感覚で書きづらくなりました。
【売買・保有銘柄の特記事項】
○当月購入
2329 東北新社
CP比率が上昇し、資産バリュー銘柄の保有比率が減少したため、この新規銘柄で補充しました。
○当月売却
・売りきり
1717 明豊ファシリティワークス(損)
3276 日本管理センター(益)
3919 パイプドHD(微損)
9119 飯野海運(微益)
打診買い状態だった銘柄をいったん売りきることにしました。
次に買うときは、自分の中で十分な持ち高にできるタイミングになったらにするつもりです。
もっと正確に企業価値が算定できて、やはり割安だった、ということになれば、売った額よりも高い額で買い直すこともあるでしょう。
・一部売却
9768 いであ
まだ割安ではあるのですが、他のコンサルタント企業に比べて、割安度が減ってきたため、PF内のセクター調整のために売却しました。
また、今後の市場全体の状況があまり良くないという想定もあったため、一部を利食いたくなったことも理由です。
○その他取引(月内売買など)
・空売り
2516 東証マザーズETF
1321 NF日経225
上記2銘柄をヘッジ目的で空売りし、マザーズETFは早々に損切りしました。
NF日経225は売建のままですが、損益の単位は大きくても数千円、数万円というところなので、全体に対する影響は小さいものです。
【売買の振り返り】
今月は、今月初頭と比べて、ほとんど増減がありませんでした。相場全体としては、数日、波乱の日があり、私のPFも値動きはありましたが、1ヶ月通じては、大きな変動はありませんでした。基本的には持ち株を整理し、ボーナスの入金も含めてCPを厚くすることが主な動きでした。一時的にはPFの20%がCPになっており、これは今年1番のCP比率でした。原則として、マーケットタイミングを測ることはできないと考えているので、CP比率は下げたかったのですが、相場全体が急に神経質な動きをすることはまだまだ続きそうなので、自信のある投資先が増えるまでは(自分の保有株の買い増しも含めて)このままで行く予定です。もちろん、とびきりのニュースがあればまた別なのですが。
【その他】
・株式投資運用記録表を弄って、PF構成を円グラフだけで示せるようにしました。
・投資は常に分からない、と思っていますが、そのわからなさが度合いを増しています。相場が難しくなったということでなく、自分が見えるものが増えたにもかかわらず、それを取捨選択できていないせいなのでしょう。この記事自体も書くことがないのではなく、何を書いて良いか分からないという状況です。
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