2020年7月の投資振り返り



【今月の成績】
年初来 +2.77%
前月比 -2.05%
※売却分源泉徴収後・売買手数料差引後・その他費用非計上。
※かもめ氏の「株式投資運用記録表」の「修正ディーツ法運用利回り」による
※その他、ideco等の投資信託、海外株も若干保有。PFには含まない。
※ショート銘柄については確定分のみ反映(後述)

今月から、前月比を記載することにしました。
なお、最後の二日で5%くらい下がりました。

【売買・保有銘柄の特記事項】

○当月購入
1717 明豊ファシリティワークス
6月に売却したころよりも株価が下落しており、自分なりの銘柄調査も前より進んだため、少量購入しました。
一時的に少し株価が上昇したため、様子を見ていましたが、買値近くまで下落したため、買い増しも視野に入れています。

7520 エコス
最高値圏内にありましたが、指標ではまだ割安だったので購入しました。
官需系の銘柄に寄りすぎていたので、セクター分散の意味もあります。
1Qの収益はコロナ禍の特需状態なので、このまま絶好調が続くことは考えにくい状況です。
しかし、景況が悪化したり、コロナ禍が再度悪化したりしても、民間セクターの中でも堅牢なはずです。また、負債を相対的に減少させながら、ROEは高い状態を維持している点が魅力的です。
特需状態なので、赤字企業である与野フードセンターのM&Aも初年度から黒字を期待したいところです。とはいえ、M&Aがらみの部分はまだ調査不足ですので、自分としてはその点での期待はしていません。

○当月売却
なし

○その他取引(月内売買など)

空売買い戻し

1321 日経225ETF
ヘッジ用として少額を空売りしましたが、自分のPFとの相関性があまりなく、また、指数の空売りはよくわからないので、月末にほぼ同値で撤退しました。

9081 神奈川中央交通
交通系のダメージが大きいと踏んで若干の空売りを実行しました。
決算から少し前に開始、決算では1Qで赤字、通期でも赤字の決算予想を出しましたが、値動きが想像以上に堅調だったため、微益で撤退しました。

【売買の振り返り】
今月は、月の最終週以外はかなり満足した売買ができました。衝動的な売買をなくし、売買の回数を減らすことができたからです。売買の回数が少なければすべて良いというわけではありませんが、がちゃがちゃせずにいられるのは良いことでしょう。
しかし、空売りまわりでの売買は定見がなく、始めに決めたルールを守ることができませんでした。空売りについて、自分なりの筋の通ったルールを作れていないせいでしょう。
兼業投資家として、時間を掛けられなくなるタイミングがどこかで確実に来るはずなので、泰然と構えられる投資方法を作っていきたいものです。

【その他】
・私自身が書く価値のあることは、自分の銘柄の動向だと思っているので、「市場全体の覚書」を今回は省いています。書きたいときには書くことにします。
・COVID-19にまつわる表記は、感染症そのものは「COVID-19」、ウイルスそのものは「新型コロナウイルス」、COVID-19によってもたらされる環境は「コロナ禍」としています。
・コロナ禍中の業績も、8月までである程度、検討が付くでしょうから、その業績と株価を見て、夏枯れ相場のうちに、CPでの追加購入や銘柄入れ替えを検討したいところです。
・コロナ禍の業績は、現状のところ、追い風となる少数の銘柄と、強烈な向かい風の多数の銘柄という様相を呈しています。今の保有銘柄は、決算を通過した銘柄がほとんどなく、8月中旬までは決算の結果を注視する状況が続きそうです。
・コロナ禍の行く末については予測していません。被害が小さいことを願っていますが、願望と予測を混同するべきではないと改めて考え直しています。コロナ禍の影響ができるだけ少ないか、影響があっても大赤字にならない銘柄を選定したいところです。逆に、業績が伸びるにはコロナ禍が続かなければならない企業は避けたいところです。
・むしろ世界経済への影響としては、欧米と中国間の政治的対立に注目しています。「香港国家安全維持法」成立後、欧米諸国の対応が明らかに変わっており、新たな変化の震源地となりうるでしょう。とはいえ、これも予測困難なことですから、内需中心の株を今まで以上に選別することで対応するつもりです。
・オフィス市況も空室が増え、コロナ禍の影響があります。私の保有銘柄も、実質的な不動産賃貸企業が複数ありますので、このダメージがどこまで波及するかは気になるところです。とはいえ、その影響を考慮しても大幅に割安な銘柄ばかりですので、すぐに乗り換えるつもりはありません。ただし、コロナ禍があってもなくても成長力の変わらない、割安優良企業が見つかれば別ですが。

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