補足:利殖のためでない投資行動

前回、「株式を買う理由は、株価の上昇か、株式の割安さの二つしかない」ということを書きました。しかし、その理由が成り立つために必要な、次の前提を忘れていました。 

・その株式を買う理由が、お金を増やすためであること

この前提がない株式理由で株式を購入する場合は、株価の上昇や割安さは必須ではなくなります。 たとえば、次のような場合です。

・その企業のファンだから、株主になりたい
・その株式の優待グッズがどうしても欲しいから、株主でいたい 
・その企業に社会的に有意義な活動を続けて貰いたいから、自分が株主でいたい

私はこうした理由「だけ」で株式を購入することはありませんが、そういう人がいることも意識する必要はあります。また、「お金を増やすため」であっても、応援できる企業でなければ、あるいは、優待がなければ買わないという人もいるでしょう。
株式購入の理由の多様性が、我々の売買行動の違いになって表れるのです。

 
記事を書くのがまた空いてしまいました。
もう少し定期的に記事を書きたいものです。

0 件のコメント :

コメントを投稿