2021年9月の投資振り返り


 

【今月の成績】

年初来 +29.80% +29.13%

前月比   +8.68% +8.01%

注:ジェーソンの一部が未売却扱いになっていたため、成績を修正(10/8)


・売却分源泉徴収後・売買手数料差引後・その他費用非計上。

・年初来成績は、かもめ氏の「株式投資運用記録表」の「修正ディーツ法運用利回り」による

・前月比成績は、前月の年初来との差で算出。

・その他、ideco等の投資信託、海外株も若干保有。PFには含まない。

・ショート銘柄については確定分のみ反映(現在銘柄なし)


【月の振り返り】

9/3に菅総理大臣の辞任が発表され、8月末あたりから反転していた日本の株価指数はさらに上昇しました。

私のPFもアートスパークHDや月内取引したフロンティアインターナショナルの上昇により+8.68%上昇し、年初来で最も良い月末成績となりました。

ただし、中国の電力不足や恒大集団の債務問題(ひいては不動産バブルの崩壊)、アメリカのインフレの昂進など、懸念事項は多くあり、楽観できない状況は続きそうです。


【売買・保有銘柄の特記事項】


○当月購入

なし


○当月売却(すべて一部売却)

1384 ホクリヨウ

この好決算が急速にしぼむ場合は(実際その確率は十分にあります)割安ではないと判断し、売却しました。


2498 オリエンタルコンサルタンツHD

前月買い増した銘柄ですが、ランサムウェアによる情報流出のIRと、その影響による下方修正があったため、売却しました。


3080 ジェーソン

CPを確保するため、自分の中で優先順位が低い当銘柄を売却しました。


○その他、月内売買などの取引


7050 フロンティアインターナショナル

アフターコロナ銘柄として見られているイベント会社がオリンピックの業務や、ワクチン接種会場の設営などにより、好業績を出しうるという判断のもと、決算日前日に購入しました。

しかし、定量的な判断が付かなかったため、購入比率は5%にとどめました。

過去最高益の半期業績予想を出したことから、2連続ストップ高し、その次の日も10%以上上昇したため、いったん売却しました。

今後、地合いの悪化などによって大きく反落することがあれば、再購入も視野に入れています。


【その他】

日本の新型コロナウイルスワクチン接種は順調に進んでおり、10月1日時点で1回目接種者が70.4%、2回目接種者が59.8%となっています。

日本のワクチンの接種率は10月末には70%超となることはほぼ確定しており、年内の8割接種も達成可能になるかもしれません。

ワクチンの接種率はすでにアメリカを抜き去っており、先行する英独をも捉えるかもしれません。

また、新型コロナウイルス感染症自体も、デルタ株の猛威がありながらも、感染者は減少し、9月30日をもって緊急事態宣言や蔓延防止措置がすべて解除となりました。

日本の経済自体は再始動できる体勢を整えていきそうです。問題は岸田新首相による経済・外交政策や、海外、特に中国とアメリカの動向などの政治・経済両面のリスクでしょう。

特にアメリカのインフレの昂進による利上げの問題は、想定以上に早く進行しており、デフレの終わりが来るかもしれません。

私自身は基本的にマクロによる投資判断はできませんが、個々の企業価値に影響する部分については、注視したいところです。

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